2017年05月20日

ルイ・ヴィトンのポーチの魔改造

今回の魔改造は、なんとルイ・ヴィトン様です。
4月に魔改造したCOACHのポーチを見た母の友人に「私のも同じように改造して欲しい!」といわれて、母が預かってきました。(^^;)
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似たような大きさ、デザインのポーチですが、今回のポーチは把手用の革紐を結わえるDカンが横向きに付いています。横向きでは肩掛けに転用しにくいので、リッパーで縫い糸を切って外してしまいます。
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このままでは、元の縫い跡がみえてしまうので、新たに取り付けるDカンの革パーツを大きめにして縫い跡を隠してしまいます。
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今回は最初から付いていた把手にLVマークの入ったナスカンが1つ使われていましたので、似た大きさのナスカンをもう一つ用意して、肩掛けベルトに転用します。
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今回は幅6mmの革ベルトで肩ベルトを作ります。ファスナーの把手にもLVマーク。さすがヴィトン様ですね。
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そして出来上がり。
今回もまずまずの仕上がりですかね。
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2017年05月01日

レザーバッグ野改造

奥殿がヤ○オクで購入したレザーバッグ。
出展点数1万点を超える手作り系ブランド(?)さんのもので、落札価格は2300円くらい?だったかな。
本革製でオリジナルブランドのネーム入りの革タグまで付いて、ぱっと見はこじゃれた手作り作品に見えるのですが…
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口留めのボタンはジャンパーホック。一応、端材で補強はしてるけど、薄手のソフトレザー1枚にこのボタンは不釣り合い。しかも、写真を取り忘れましたが、ボタンのホソ(裏側の金具)が作品表に露出していました。(←ジャンパーでも普通は隠しますよ)

カバン口は切りっぱなし、コバもトコも未処理で、裏地が付いていないので材料の品番(?)と思われる印刷もそのまま見えちゃいます。どちらかというと、小学生の夏休みの工作レベルの仕上がりで、さすがにこれを「素材の持ち味を生かして…」というのは厳しいんとちゃう?
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結局、買ってはみたものの実使用には耐えなかったようで、奥殿から「何してもいいからうまいこと改造して〜」と頼まれました。

まず不釣り合いなジャンパーホックはプライヤーでひん曲げて外してしまいます。
ベルト通しのハトメはどうしようもないので、ギリギリのところで革ごと切除しました。
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次に裏地の準備。今回は表地がソフトレザーなので補強もかねて裏面に樹脂加工された綿オックスフォード生地を使います。内ポケットは心地を貼ったシーチングでこしらえました。
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ポケット付きの裏地を袋状に縫い合わせ、口部を折り返してぐるり一周仮縫いしてから、表地と合体させます。カバンの表地にも使える樹脂付き綿オックスフォードを裏地に使ったので、バグ本体の強度アップにもなります。
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裏地は本革の表地より1cmほど低くしたので、本革の余白を内に折り返して接着剤で固定した上で、ぐるり一周手縫いで仕上げます。
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ジャンパーホックが付いていた穴が残ってます。
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このままこの穴を利用してボタンにしても良いのですが、それでは芸がないしデザイン的にものっぺりなので、焦げ茶のオイルレザーの端材にマグネットホックを付けて挟み込んでカシメて固定します。
左写真はホック側、右写真は表側です。ここまで手を掛ければ私の作品にしても良いかな?ということで、私のロゴも刻印しちゃいました。(^^;)
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肩掛けベルトは、既存のものを再利用しますが、カバンとの接合はハトメではなく、マグネットホックと同じ要領で固定したDカンに結び直します。
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これにて完成。
デザイン、強度、利便性(ポケット)いずれも満足してもらえたようです。
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2017年04月25日

BusyBeaver用の把手クリップ

1月に出張用に買ったBusyBeaverのビジネスバッグですが、把手がプランプランするのが困りもの。
そこで、手持ちの端材を使って把手クリップをこしらえてみました。
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実際に付けてみるとこんな感じ。
次の出張ではプラプラさせませんよ!(^^)
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2017年04月16日

COACHのポーチの魔改造

母がお土産にもらったコーチのポーチ。
短い革紐で本体とファスナーをつないだ独特のデザインで、元々は小物を整理してカバンに入れて使うような用途を想定しているものと思われます。
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これを「ちょっと近所へ買い物に出るときなど、財布やスマホを入れて肩から掛けられるような肩掛けポーチに改造して欲しい」と依頼を受け、穴開け加工OKの了承も得てブランドバックの魔改造に着手することになりました。

まずは、肩掛けベルトを掛けるためのDカン。手持ちの焦げ茶のオイルレザーを短冊にして、Dカンを挟んで接着します。
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ポーチの端っこ2カ所に穴を開けまして、先ほど作ったDカンをかしめて留めます。
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肩掛けポーチとして使う場合、本体と革紐で繋がったファスナーはちょっと使いにくそうなので、コレを切り離します。このままではファスナーの把手がありませんので、革紐の一部を挟んで把手に仕上げます。
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肩掛け用ベルトは8mm幅のオイルレザー。長さ調節の金具を入れると二重の部分が広がりやすくなるので、コレも端材でこしらえたレザークリップでまとめます。
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元のバッグのデザインを損ねずに肩掛けポーチに魔改造できました。
母も喜んで使っているようです。
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2016年12月15日

レザー製ベルトポーチ〜完成編

途中で微妙な仕様変更も加えつつ完成したベルトポーチです。
外観はこんな感じで、フラップにファスナーを付けましたが、絆創膏くらいしか入りません(^^;)
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本体側はこんな感じ。
中にはスマホを入れるメインポケットと、20年来の相棒『ビクトリノックス コンパクト』を入れるミニポケットを付けたのですが、警察の点数稼ぎで、マルチツールを携帯していると軽犯罪法違反でしょっ引かれる事例があるというニュースを見て、携帯を断念。まあ、私の用途は指の逆むけ処理(そのままにしてると皮を剥いて悪化させちゃう)に使うハサミのみでナイフは不要なんで、携帯用救急セットみたいなのを物色中です。

※軽犯罪法違反ってむちゃくちゃ拡大解釈が出来て、警官の解釈次第でなんとでもなるらしく、どこでも市販されている携帯用途のアイテムをカバンに忍ばせてるのが犯罪になるなってなんか納得出来ませんが、
無駄に前科一犯になるのはご遠慮したいので致し方ないですね。

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2016年11月17日

レザー製ベルトポーチ〜計画編1

キーケースは一段落したので、次の作品へ。
初めてのマチ付立体縫いなので、まずは端材でチャレンジ。
予め、それぞれのパーツに菱目を打っておいて、後から縫い合わせてみました。
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パーツの合いは概ね計算通りでしたが、糸への負荷が大きかったのか、蜜蝋が足りなかったのか、曲線縫いを過ぎたところで、三子糸の1本が切れてダマになってしまいました。

あと、実際の作品ではもう少し薄い革を使う予定ですが、コバ処理をどうするかが課題ですね。
やっぱ、トコノールだけより、コバ塗りした方が綺麗かな?
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2016年07月12日

そこそこ小さ薄い財布

2月に製作した『そこそこ薄い財布』試作Verに続く、レザークラフト自作財布の第2弾『そこそこ小さ薄い財布』です。
オイルレザーを使った二つ折り財布で、札入れ×1、カードポケット×2、大容量カードホルダー×1、小銭入れ×1があります。使用した革は前回同様1mm厚で、同様の構造の一般的なレザー財布に比べると薄く仕上がったはずです。
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前回の『そこそこ薄い財布』や市販二つ折り財布との大きさ比較はこんな感じ。
今回は二つ折りを留めるボタンにハンシャを使って、1万円札が入るギリギリの幅まで財布の幅を小さくしてみました。二つ折りでこういう細身な財布って意外にないんですよね。表の片面には小銭入れ、反対側の札入れの中にカードホルダー(後述)があります。
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財布を開くとこんな具合で、カードポケットが2箇所有ります。ここは各2枚(計4枚)のカードを入れられるので、使用頻度の高いクレジットカードなどを入れます。
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札入れを開くと小銭入れと反対側に、大容量カードホルダーがあります。
このカードホルダーは使用頻度は低いけど財布には入れておきたいカードや、財布から出さずに使う職場の入館用ICカードなんかをまとめて入れています。
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実は、この大容量カードホルダーが今回の新アイデアで、こんな具合に上端2.5cm幅だけ縫製してあり他の辺はフリーなので、ビローンと引き出せる形になってます。こうしておくと、カードの枚数に応じてホルダのマチ幅を簡単に調整出来ますし、財布をひっくり返したときにバラバラっとカードが落ちることも防げます。
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小銭入れは、前回のファスナー式では、あまりにも薄さを重視しすぎて小銭の確認・取り出しがしにくかった反省を受け、厚みは出てしまいますが中の小銭を全視認して取り出しやすいオーソドックスな箱形に変更しました。ただし、箱のの形状は少し工夫しまして、下側は少し内側へ傾斜し、上側は少し外側へ傾斜させてまして、財布を斜めに持って蓋を開けたときに小銭がこぼれにくいようにしました。
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今回も、まだまだ縫い方とかコバの仕上げとか、気になるところは多いですが、前回の『そこそこ薄い財布』試作Verよりは上達したかな。
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2016年06月11日

駐輪場シールプレート

ちょっと久々にプチ・レザークラフトです。

2mm厚くらいのオイルレザーの端材を13cm×5cmにカットした後、中央部を少し細くして二つ折りして四辺を縫いました。
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細くしたところはこんな具合。
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ここに、駅前駐輪場のシールを貼り付けます。
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続きはまた明日。(^^)
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2016年03月18日

自作レーシングポニー

革を手縫いするときには、レーシングポニーという冶具に作品を挟んで固定すると縫いやすいそうです。
写真で見るとそんなに複雑なモノでもないので、手持ちの端材で作ってみました。
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巾6cm×12mm厚のパイン集成材を適当にカットして、チャックの所は2cmにカットしたモノを接着しています。チャックの角はサンドペーパーで磨いて丸めて、縫い糸が角に引っかかりにくいようにしました。
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根元はパイン材を2枚重ねて接着し、底板に接着+ネジ止めし、そこへM8ネジでクランプを取り付けました。
根元の方のネジは締めすぎず、クランプが抜けないように固定しているだけです。
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真ん中のネジは、片手でも開け閉めしやすいように、ネジ頭の方はナットで固定しています。
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市販のモノに比べると不格好ですが、これでも十分です。
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2016年03月17日

静かな菱目打ち

最近はまっているレザークラフトですが、夜帰宅してから作業することが多いので、菱目を打つ音に気を遣います。
そこでネットで調べてみると、ドリルスタンドを転用して菱目打ち機を自作されているのを見つけましたが、それなりの初期投資が必要です。

そういえば…

じゃじゃーん!
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そうですよ、我が家には木工用に使っていた卓上旋盤がすでにあるではありませんか。チャックもφ10mmまで対応しているので、丸棒タイプの菱目打ちならそのまま装着可能です。コレを転用しない手はありません。
ドリルスタンドを転用する場合と違って菱目打ちがクルクル回ってしまいますが、ちゃんと狙ってやれば問題なくつかえます。
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2016年02月16日

『そこそこ薄い財布』試作Ver

1ヶ月以上もあれこれ悩んだ末に買ってみた市販の『極小財布』は残念ながら失敗だったと報告しましたが、その後も満足できそうな財布がなかなか見つからず、「なら、作ればええやん!」といういつもの結論に達しました。

で、試行錯誤の末に完成したのがこちらの第1号。
厚紙で何度も形を試作し、型紙を起こし、1mm厚のオイルレザーで仕上げました。
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現役の二つ折り財布と先日の極小財布と並べたところです。表面積は一般的な二つ折り財布と同じくらいですが、厚さはこの通りかなり薄く仕上がってます。
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開くとカードポケットが左右に2つ。1ポケットあたり2枚のクレジットカードが入れられます。
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札入れの中の向かって右側には束にしたカードを入れられるよう仕切りポケットがあります。中央側の片辺だけ縫っていて底と端側はフリーなので、ここに入れられるカード枚数は比較的自由です。
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札入れの仕切りポケットに9枚、開きのポケットに左右各2枚の計13枚のカードを入れても、折り畳み時の厚みは16.5mm。
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向かって左側半分には小銭ポケット。財布の厚みが出にくい様にマチ無しですが、面積は広めにして小銭の枚数を稼ぎ、奥の方の小銭を取り出しやすくできるだろうとL字ファスナーにしました。が、マチ無し故に結局奥の方に入り込んだ小銭が取り出しにくいほか、L字故にファスナーを全開にしたときに小銭がポロポロこぼれてしまったり…で使い勝手は今ひとつ。あと、すべて1mm厚のレザーを使ったので、小銭入れの表側に小銭の形がクッキリ!ここは多少厚めを使った方が良さそうです。
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コイツをしばらく使い込んでみて、本番の型紙をブラッシュアップする予定です。(^_^)

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2016年01月24日

パスケース付スマホケース(試作)

持ち物を減らそう計画の一環として、まずはカードホルダー付のスマホカバーにして、定期券入れを持ち歩かないスタイルを模索してみました。

ホントはBELLROYの『Phone Case - 3 Card』がベストなイメージなのですが、残念ながらマイナーなXperia A2は対応しておらず断念。
そこで、「本革ケース」「ICカード2枚収容」「充電器対応」を最低ラインにネットを物色して、本革手帳タイプのものを購入してみました。
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樹脂製のハードケースにブックカバーのような本革カバーが接着されており、画面側を保護する部分にカードポケットが2つ付いているオーソドックスなスタイル。ハードカバーと本革は半分だけ接着されているので、充電器に載せるときには革カバー部をぐいっと開けばカバーを付けたままで充電可能です。
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しかし、手帳タイプは、取り出してから画面を見るのにカバーを開くのが面倒な上、開いたカバーが邪魔で基本的に片手操作ができず、電車中での片手操作を前提にコンパクトなA2を選らんだ意味が無くなってしまいます。
また、革のカバー部分がぶ厚いので、充電器に載せても革の折り目が反発して接点から外れてしまい、上手く充電できていないことが頻発しました。
そして、なによりこの厚み。元々9mmのスマホが22mmにもなってしまってポケットの中での存在感も倍増です。
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そんなことで、市販品を諦め、試作してみたのがこちら。
レイ・アウトのハードコーティング・シェルジャケット(0.8mm厚)に、1mm厚のオイルレザーで作ったポケットを接着しました。スマホ両面を覆う手帳タイプではなく画面側はオープンにして、カバー1枚分だけ薄さを稼ぎ、装着時厚さ16mmまで削りました。 
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片辺だけを接着剤で接着して充電コネクタ側はバネホックボタンで留める仕様にしたので、充電するときはバネホックボタンを外してポケットを跳ね上げれば、充電端子側はシェルケースだけになるので、簡単に充電できます。革の折り目部分は1mm厚で柔らかいので充電中に悪さもしません。
バネホックボタンのオスは、シェルジャケットにドリルでφ2mmの穴をあけて直接かしめ、スマホ側の金具部分はマスキングテープを貼って保護しました。
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ポケットにはICタイプのカードが2枚入ります。(私の場合は、PiTaPaとエクスプレスカード)
Xperia A2の場合、本体の横幅が6cmしかないので、ICカードの幅54mmに対してほとんど余裕がありませんでしたので、独立したポケットの三辺を縫い付けるのではなく、1枚の革を折っ二辺縫製でポケットにして本体よりポケット部が出っ張らないよう工夫しました。
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※:上の写真だと、革をジャケットに接着した部分に穴が二つあります。実は、当初設計では折り返し部もバネホックボタンにしてポケット部を脱着できるようにしてみたのですが、ボタンの分だけ隙間が出来て良いことが無かったので、接着に変更した次第。今回は試作なので、これを使い込んでデザインを再検討して次回作はもう少しスタイリッシュにしたいです。
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2015年10月19日

レザーキーケース

自宅を引っ越して、玄関の鍵が大きく変わりました。

以前持ち歩いていたキーセットがこちら。
マンションのオートロックの鍵(シリンダ錠)、玄関の鍵(ディンプル錠)、勝手口の鍵(シリンダ錠)の3本に加えて、自転車の鍵。これらをナスカン付きのチェーンでまとめ、ナスカンをズボンのベルト通しに引っ掛け、鍵束をズボンの左前ポケットに入れて持ち歩いていたんですが、鍵束でポケットが膨らんだり、座る時に鍵が骨に当たって痛かったり…でした。
ちなみにこのチェーン、小遣い制が始まった小学4年生の時に財布を落とさないよう付け始めたもので、使用歴は約35年。ナスカンは何度か壊れて付け替えてますが、チェーン本体と鍵束のリングは購入当時のものです。
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そして、新しいキーセットがこちら。
LIXILの『カザス』という非接触型のタグキーの玄関錠と、セコムの監視をON/OFFするセコムキーです。この際なので、自転車の鍵は鍵のいらないダイヤル式のモノに変更しました。
この新しい鍵達ですが、どちらもプラスチック製で、これまでのようにズボンの左前ポケットに入れてると割れてしまいそうです。かと言って、素のままで腰からぶら下げていているのもちと無粋…。
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そんなことで、こんなレザーキーケースを作ってみました。
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ケースは革を重ねた三層構造で、キーを入れる隙間は2箇所です。
下層には、カザスのタグキーを入れます。普段は非接触で使うものなので、口の部分はセコムキーを固定するのを兼ねたネジ式コンチョで口を封してタグキーが落ちないようにしてあります。キーケースのままでセンサにかざしても、ちゃんと施錠・開錠できます。
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上層はセコムキー。こちらは、使う時に取り出して使うので一工夫。バネホックボタン付きのカバーを開けて、セコムキーをクルッと180度回転させると…
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こんな具合にセコムキーの挿入部が出てきます。
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自分用と奥殿用に色違いで2つ作りました。
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2014年07月23日

スマホストラップ

SH-06Eはせっかくqi充電に対応しているのに、なぜかキャップレスMicroUSBのため、防塵仕様ではありません。

キャップレスでも防水仕様とはいえ、こういう埃が溜まりやすそうな穴がそのままってのは個人的にイヤなので、普段はシリコン製のUSBカバーを装着しているのですが、パソコンからデータを落としたり、不意の電池切れでモバイルバッテリーを使う時などは、カバーを外さざるをえません。
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このUSBカバーは非常に小さいため紛失しやすいのですが、私が気に入っている半透明で薄めのシリコンタイプは2個で390円もするので、紛失するとバカになりません。

そこで作ったのが、こちらのストラップです。
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作り方は、まず変換コネクタを分解して、MicroUSBのメス端子を取り出します。
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1mm厚のタンローを端子より少し大きめの帯状にカットして裏面に接着剤を塗り、USB端子に巻き付けてクリップ止めして接着剤を十分乾かし、余分な部分をカットして切口をトコノールで仕上げます。また、お尻の方は少し長めに残して紐を通す穴を開ければ出来上がり。
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本体から取り外したUSBカバーをこんな具合に入れておけば、無くしてしまうこともありません。
有線イヤホンを使う時は、右写真のようにイヤホンのケーブルにくっつけておけます。
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2013年11月27日

革絞り(型出し)練習版

先日より製作を続けてきた木型がようやく完成しました。
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素人レザークラフト第1回からいきなりですが、今回の木型はこんな感じ。
スマホ型のオス型と、内径がオス型より一回り小さめのメス型を組み合わせて使います。
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2mm厚の濡らしたヌメ革と格闘すること約30分、こんな具合に絞れました。
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そして数日掛けて換装させた後、取り外して余分な縁をカットし、縁をミニルーターで削って仕上げた状態がこちら。参考までに、SH-06EとTPU製の既製ケースを並べてます。
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試しにはめてみるとこんな具合。初めての木型製作にしてはそれなりにフィットしたレザーケースになったようです。やはり四隅のところは難しくてちょっと微妙な仕上がりですが、練習でこれだけ出来れば十分か?
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まだカメラ穴も何も開けてないので裏面はノッペリ。
初の革絞りで悪戦苦闘したため、ヌメ革の銀面が歴戦のザトウクジラみたいに傷だらけ。本番ではもう少しレ際良くやらないとね。
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あとはスイッチ類とカメラの穴を開けて、カタメールで固めて完成させる予定です。
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2013年11月14日

木型作成

レザークラフトをやってみようと思いたち、色々準備中です。

作品第一号は、ヌメ革を型出し(絞り)してスマホのジャケットを作ってみようと思って、夜な夜な彫刻刀でシナ材の板を削ってオス木型を製作中。
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ネットで調べてみると、本体をビニールでくるんで型にする強者もいらっしゃいますが、コールドモックを型に利用してる人が多いようです。先日日本橋電気街へ行ったときは、iPhoneやGALAXYのモックは売ってましたが、SHー06Eなどガラスマのモックって、なかなか売ってないんですよね。
皆さん、どうやってモックなんて手に入れるのかなぁ?
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