アマゾンのセールで39800円だったのをポチってしまった『MFC-J6970CDW』が我が家にやってきました。
A3スキャン対応の割にはコンパクトですが、やっぱりデカイ!プリンタが入っていた空箱はウチの子供達3人が中に入って蓋を閉められます。これまで使っていたCanon『MP-640』も決して小さくはないハズですが、並べてみると子供みたいです。(左:前から/右:横から)

さて、使用感です。
まず何より、A3サイズが普通にスキャン・印刷できるのは良いですね。ADFが付いているので、複数枚のプリントを放ったらかしでスキャン(あるいはコピー)してくれるのはすごく楽です。しかもこの『6970』は自動両面スキャンにも対応しており、1回の送紙で一気に両面をスキャンしてくれます。(会社の複写機では今時、普通にある機能ですが、まさか自宅でこれができるとは…)
エプソンの「時々A3」みたいなおまけ機能ではなく、ガッツリA3印刷が出来るので、これからは木工の型紙印刷もやりやすそうです。黒が顔料で滲みにくいのも好評価です。
ネットの口コミ情報にあった「罫線のズレ」問題ですが、やはり縦の線が微妙にずれる現象はあります。
ただし、初期設定の「普通画質」で印刷すると微妙にずれますが、これは『MP-640』の「普通画質」でも生じていたレベルです。設定を「最高画質」にするとズレはほぼ無くなるように思います。
給紙について。
前面の給紙トレイから印刷するのが基本ですが、一応背面に手差しトレイも付いています。ただ、背面の手差しトレイは1枚ずつ挿入しなければならず、しかもトレイの「受け」が小さいので大きな紙を印刷するのには向きません。また、紙送りの失敗が多く何度もやり直してようやく…という感じであまり使い勝手は良くありませんので、手差しはオマケと割り切って、前面の給紙トレイでの運用を基本に考えた方が良さそうです。従って、本シリーズをご購入のサイには、給紙トレイが一段しかない『6570』ではなくネット限定モデルの『6770』または本機『6970』がお勧めです。
写真印刷について。
キャノンだと『Easy-PhotoPrint』というソフトを使っていましたが、ブラザーの場合はドライバディスクをセットアップすると、『ControlCenter4』というソフトウェアがセットアップされるので、これを使うとほぼ同じような写真印刷が出来ます。(縁なし印刷、日付入印刷などにも対応しています。)
実際に写真を印刷してみましたが、『MP-640』に比べるとちょっと地味目かな?個人的には10年くらい前に使ってたカラー3色のキャノンのインクジェットの雰囲気に似ているような気がします。
が、まあスナップ写真をL版で印刷する限りは画質的に許容範囲です。色々印刷してみると、光沢紙へ印刷する場合は画質に難が有ることも多いことが分かりました。しかし、最重要用途の年賀状の場合、ウチのようにベタ塗りイラストに切り抜いた子供の写真を貼り付けてインクジェット年賀はがきに印刷するくらいなら十分な画質と思います。
そんなことで、初のブラザー機ですが、この価格でADF・両面自動スキャン付、A3フル対応複合機はかなりお値打ちです。唯一、CD-Rのレーベルプリントには対応しませんが、最近そんなに凝ったレーベルも作らなくなりましたしね。
posted by saitahu at 22:03
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