先週、ミナミヌマエビを投入しましたが、水草が無いと何となく居心地が悪そうです。
また、水質的には安定しているようで、ラスボラ・エスペイも産卵前行動っぽいダンスもヒーターの陰でしょっちゅう見られるようになりました。
そこで、金曜は外出直帰でいつもより早めに引き上げてきたので、ホームセンターのペットコーナーでミクロソリウムとモスを購入。モスは、ジップの小袋に入れられたものでしたが、ミクロソリウムは水槽売りで、その水槽には「この水槽の水草は甲殻類への使用禁止」と書かれたシールが貼ってありました。
店員さんに聞いてみると、最近の輸入水草は、水草に付着して外来生物が入り込むのを防ぐために農薬漬けにされて入ってくるため、農薬に敏感なエビ・カニには非常に危険なのだとか。そこで、『水草その前に…』という農薬除去剤を合わせて買い求めて帰ってきました。
洗面器に2Lの水を溜めて、『水草その前に…』1gを溶かし込み、ミクロソリウムを10分間漬け込みます。
ショップの店員さんが「特に根っこのスポンジ部分に農薬が残ってる」と教えてくれたので、葉を束ねていたスポンジと鉛板は取り外して廃棄です。
ところで、この『水草その前に…』ですが、袋には成分が書かれていません。
処方通りに水に溶かして、その水溶液を触ると少し指がぬめる感じがしたので、結構アルカリが強い薬剤なのかな?…と思って検索してみたら、
主成分は酸化カルシウムという情報がありました。
「万が一、本品が目や喉の粘膜に付着した場合は多量の水で洗い流してください。」とお決まりの文言は書かれてますが、細かいサラサラとした粉末で飛びやすいし、目に入ると失明の恐れもありますから、かなり慎重に使った方が良い薬品ですね。
その後、十分に水洗いしたらOKらしいのですが、ちょっと怖いので、水を張って水作Sを入れた10Lコンテナにテストシュリンプ(ミナミヌマエビ)1匹と一緒に入れて一晩おいてみましたが、エビは元気だったので水槽へ…。
で、完成したのがこちら。
ミクロソリウムは葉先から出ていた新芽を中心に岩にテグスで結びました。(余った新芽はラスボラが産卵前行動をよくする端っこに浮かせてます。)モスは、扁平な竜岩石に絨毯状に巻いた他、石灯籠の屋根にも薄く巻いてます。
posted by saitahu at 08:31
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熱帯魚