宮城谷昌光先生の『管仲』(上下)。宮城谷先生と言えば中国春秋時代をテーマに数多くの作品を手がけられていますが、紀元前の古代中国を色鮮やかに描かれるその作風が何とも言えません。
宮城谷先生の作品に多く触れるウチに、最近では即位した君主の諡号を見て、賢君になるのか、暗君になるのか、暴君になるのか…、即位の時点でその君主の特性が何となく想像できるようになってきました。(^^;)
私は、最初に本屋で見つけた『楽毅』から手当たり次第に読んでますが、これから読まれる方は是非『太公望』から始めることをお勧めします。(『太公望』さえ押さえておけば、他の作品の時代背景が比較的把握しやすい)
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