ネットで調べてみると、どうもこの機種にありがちなボタンの故障のようで、個体によっては買ってすぐになる場合もあるのだとか。そう思うと2年以上保ったのはよく頑張ってくれた方なんでしょうが、そろそろ買い換え時かなぁ…と。
ただ、Bluetoothマウスってのは2年たった今でもかなりマイナーな存在のようで、小さな手にも馴染むモバイルサイズのものとなると、マイクロソフトのボタンゴテゴテなモデルしかない様子。ただ、こいつはボタンがゴテゴテだし、メーカー的にあまり手を出したくなので却下。
今更、有線マウスに戻る気はないものの、USB接続タイプはレシーバが出っ張るのがイヤなんですよね〜と思ったら、高級マウスで有名な(?)ロジクールから極小サイズで付けっぱなしにしても気にならないという超小型レシーバのワイヤレスマウス『VX Nano』が出ているとのこと。ちょっと高級品だけど、ちょうど出張で手当が出るのも当て込んで、思い切って買ってみました。
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まずはマウス本体。
中央のホイールはプッシュするとロックがはずれてコロコロが止まらなくなります。長いページを一気にスクロールさせる機能だそうで、一般的なホイールマウスのホイールクリックに相当するボタンがホイールの下に付いてます。
あと、左クリックのさらに左側に前後の矢印が付いていて、これがブラウザの「進む」「戻る」に対応しているようです。
で次に、USBレシーバ。
マイクロSDカードと並べてみると、その小ささがよく分かります。全く出っ張らないわけではないけれど、これならノートパソコンに付けっぱなしで持ち歩いても気にならないですね。マウス裏面には電源スイッチも装備しているので、電池の消耗も抑えられます。
取り外して持ち歩く場合は、マウス裏面の電池ボックスの中に収納スペースがあります。そのスペースにレシーバを挿入するとマウス本体の電源も切れる仕組みです。赤い矢印ボタンを軽く押すと、レシーバが飛び出してきます。
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![](http://sahitahu.sakura.ne.jp/sblo_files/sahitahu-blog/image/20080325_3.jpg)
で、使い心地ですが、WindowsXPならレシーバをUSBポートに刺すだけで認識します。専用ソフトを入れるとボタンのカスタマイズが出来るようですが、入れなくても横スクロール以外は全ボタン使用可能です。
高級な質感でしっくりと手に馴染むフォルムは、なかなか良い感じです。個人的に左右非対称な右利き専用マウス嫌いなので、左右対称のデザインも好感度UPです。(左利きではないんですが、なんかイヤなんですよね)
ホイールがちょっと軽すぎる気もしますが、これは慣れで何とかなりそう。左脇の「進む」「戻る」ボタンはもう少し使ってみないと何ともいえません。ただ、ふつうに握った場合は指が触れない場所にあるので、使わない場合もじゃまにはなりません。
これまで、あまりマウスにお金を掛けることはなかったんですが、人間とパソコンを繋ぐ最も重要な道具だけに、良い物を使った方が能率上がりそうですね。
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※【2008年4月1日追記】
SetPoint(ドライバ&ユーティリティ)をインストールすると、ユーティリティでレシーバとマウスの再マッチングの項目がありました。
ソフトウェア上で一端マッチングを解消してレシーバを受信待ちにし、マウスの方で「左クリックを押しながら電源を入れて、右クリックを5回して、左クリックを離す」という、ちょっと自爆シークエンス系の操作をすると、再マッチングされます。
![](http://sahitahu.sakura.ne.jp/sblo_files/sahitahu-blog/image/emoji_806.gif)
もしかして、同じ2.4GHz系のマウスなら他のマウスとマッチングも出来るのかな?