
ルールは簡単で、下図のように幅×奥行×高さの軸を120度で取って、長さは全て同縮尺で描きます。お約束としては、手前の角が水平線に対して30度ずつになるよう配分することですが、花子ちゃんのテンプレート図形を使えば角度は自動で保持してくれるので、最初に設定しちゃえばあとは特に気にしなくてもダイジョーブ。

ただ、花子ちゃんのテンプレート図形で正確な寸法で立体を描くのには少々コツが要ります。私の場合は、(1)垂直線で必要な長さの直線を描き、(2)幅・奥行を120度ずつ回転させて端点を接合、(3)テンプレート図形で各端点を順番にクリック…という手順で立体を描いています。

遠視投影にくらべると立体の形がいびつになりますが、全方向の縮尺を一定で描けるため縮尺計算に頭を使う必要が無く、三面図と違って立体図のままでパーツの「合い」を確認しながらデザインを試行錯誤できるし、何より実際に材料をカットするために必要な展開図を描くのがすごく楽。
こちらは、先日作った高床式オーバーフロー水槽の等角投影図です。
下のメインタンクは肉厚を端折ってますが、先日の平面図よりずっとイメージが沸きやすいですよね。

そんなことで、この投影法を使って夜な夜な新しい工作のアイデアを練ってるんですが、楽しすぎて寝不足になってます。(少々、現実逃避してるかも…

どんなモノができあがるかは乞うご期待です。
