LEDは以前同様に、自動車用イルミネーションなどで使われる防水タイプのLEDチューブライトを利用します。
前回は秋葉原の電子部品街で96灯タイプが5800円、48灯タイプが3500円でしたが、ネットで調べてみると、某ネットショップで半額以下で売られており、長さのバラエティーも豊富。送料を入れてもかなりこちらの方がお値打ちですので、今回はネット経由で購入しました。
商品の仕様としては全く同じ物ですが、ネットショップから入手した物はパッケージが省略されており、品質的にもちょっとB級品っぽい感じですが、まあ半値以下ですからこれでも十分でしょう。
さて、今回製作するLED照明のポイントは2つです。
(1)防滴・水槽蓋兼用仕様
底面積が水槽蓋と同じサイズになるように、アクリル板で底が透明な箱を作り、その中にLEDチューブを入れます。
アクリル板は湿気で反ってしまうため単体では水槽蓋に向きませんが、箱状にすることで変形を防止し、水槽蓋としても利用できるようになります。
今回は底部分は3mm厚透明、側面と上面は2mm厚乳白色の板を使ってます。箱のサイズは、メインタンク用が26cm×20cm、プチ水槽用が28cm×13cmで、厚みはいずれも1.9cmと超薄型(?)です。

(2)LED数アップによる高輝度化と多色光源化(メインタンク用のみ)
LED数を増やして高輝度化を図ると共に、メインタンクの方は青と赤を足してみました。
完成した写真がこちら。
上蓋はネジ留めにして、LEDの交換などメンテナンスできるようにしています。写真では分かりにくいかもしれませんが、内側には100円ショップで買ってきたミラーシールを貼っています。
中のLEDは、ケーブル配線固定用の粘着テープで固定する金属フックを使って天板に固定しています。若干見た目は悪いですが、普段はほとんど見えない部分ですから、これで十分でしょう。

メインタンク用168灯(白96・青48・赤24)


プチ水槽用72灯(白)


まだ、水槽の上に設置しての確認は出来ていませんが、現在のLEDライトと比べると、かなり明るくなりそうです。
このLEDは12V仕様で1灯5mAなので、消費電力は単純計算でメインタンクが10.08W、プチ水槽が4.32W。合わせても15W弱ってところですね。
制作費は、LEDが約3500円(送料込)、アクリル板材が約4000円で、計7500円くらい。アクリル板はもう一つ箱が作れるぐらいは端材が残ってますが、単純にかかった経費をLEDの灯数の割合で割ると、メインタンク用5250円、プチ水槽用2250円ってところでしょうか。(アクリル材が思ってたより、高く付いてしまった…)
ということで、年内の工作はここまで。
年明けからは、いよいよプチ水槽本体と水槽保持枠の製作です。