2010年09月21日

ままごとキッチン11〜まとめ編

先の三連休で第1期工事を終えて完成した「自作ままごとキッチン」の全体像です。
 
まず全景。
サイズは幅60p×高45p×奥行30p(コンロ、水栓含まず)。1歳8ヶ月の長姫には、まだちょっと高めですが、長く使えるように高45pとしました。
計画段階でのイメージ図と比べてみると、コンロの形状や蛇口の位置、電子レンジのスイッチ位置などが変わってますが、おおむね計画通りに仕上がってますかね。
 
 
次に天板部分。
直径18cmの琺瑯ボールを埋め込んだシンクと、壁水栓を改造したこだわりのスワン型立水栓からなる流し台。そして、追加アイデアで火が灯るようになったメロディ機能付コンロ×2。
 
 
そして、前面パネル。
左側は上段よりコンロのつまみ、電子レンジ、電子レンジの押しボタン。電子レンジは今時な縦開きドアタイプです。
右側はタオル掛けと大容量のシンク下収納。収納がちょっと雑然としてますので、棚を入れてやらないとね。
 
 
 
ここまでは、過去の製作日記でも紹介してきた部分ですが、ここからは初公開の舞台裏。
 

まずは背面パネル。
5mm厚のシナベニヤをM4ローレットネジ6本で固定しています。

 
背面パネルを取り外すと、電子レンジ側は配線用のスペースになっています。このスペースには表側からアクセスできないので配線はかなり雑然としています。
電子レンジの天井裏は、コンロのLEDと回転スイッチ、レンジの豆電球照明などが設置されています。
電池ボックスは電子レンジ背板部分のアクセスしやすい場所にネジ留めしています。電子レンジ用とコンロ用にそれぞれ単2×2本の電池ボックスが2つあります。電池ボックスについては、電子パーツ屋のモノ(黒いやつ)よりコーナンで売ってたモノの方がしっかりとした作りでネジ穴位置も留めやすいです。

 
電子レンジの床下は、電子レンジの押しボタンスイッチ、ターンテーブルの動力(タミヤ『4速ウォームギヤボックスHE』)と、コンロ用の音源基板×2が収容されています。ギアボックスはホントは横向きでシャフト両端に車輪などを付けて遊ぶものなんですが、シャフトの固定位置を片方にずらせて長さを稼いでいます。ターンテーブルのネジ穴との兼ね合いで、ギアを固定するプラ板はちょっと斜めに固定してます。
  

最後に、天板を固定しているL字金具部分。
左右に各2ヶ所とセンターに2ヵ所の計6ヵ所の固定です。天板裏面に鬼目ナットを仕込んでM4手締めネジで固定していますので、天板表にネジは見えません。LEDやコンロつまみ周りの配線修理の際に天板が外れるとメンテがしやすいこと、近い将来に道具が増えて収納が足りなくなったら、天板上に収納棚を増設するときに加工がしやすいこと、などから木ねじ固定ではなくミリネジ固定にしています。


当初は2週間(実働4、5日)くらいで仕上げるつもりが、結局丸1ヶ月かかりました。
今回は土日出勤で作業出来なかった週末があったこともありますが、やっぱり電装関係のアイデアを煮詰めて形にするのに時間がかかりました。しかし、その甲斐あって、諸先輩方の自作ままごとキッチンに負けない豪華装備に仕上がったと自負しています。

父的には十二分に工作を楽しませてもらった渾身の一作ですが、姫君達は果たしていつまで遊んでくれるだろうか…。
posted by saitahu at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIY
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