その一つが、折りたたんだ際に自立しないこと。
これを解消するため、自立スタンドを作ってみました。
主材は19mmのアルミパイプ。接合とキャスターには『スペーシア』の19mm版、『ユニプラスリムシステム』の部材を利用しました。
まず、25cm長にカットしたアルミパイプの2カ所に3mmの貫通穴を開けてL字型のミニステーをコの字に重ねてネジ留めします。場所は2カ所でネジ穴間17.5cmがベストサイズ。


ステーを取り付けたアルミパイプに、『ユニプラスリムシステム』のジョイントを利用してこんな具合でキャスターを接続すれば、スタンドは完成!(同じモノを2コ作ります)

カブースのパイプは14mm×20mmの角パイプで、ミニステーのコの字とちょうどピッタリサイズなので、一番後方の把手のパイプの下方にこのようにはめ込んで太めのプラスチックバンドで固定します。あ、ネジ頭でパイプを傷つけないように水道用のパッキンを噛ませることも忘れずに…。


そうそう、最初に書いたネジ穴間17.5cmですが、リアシート用の把手の下側と接合軸の間にちょうど収まってガタガタしないのがこの間隔なのです。
最後に自立時の全体像です。
キャスターの高さをやや後方へ傾斜するように調節すると、こんな感じで自立します。この状態で持ち歩くと自立スタンドが自分の足に当たって痛いんで、ホントはやや前方側に自立スタンドを付けたかったんですが、カブースの折り畳み機構の関係上、スタンドを付けても邪魔にならない場所がココしかありませんでした。

そして、展開時の自立スタンドの状況です。
こんな感じで、リアシート側に出っ張ってますが、押して歩くときに邪魔になる事はありません。
