2017年01月02日

玩具のヤブ医者〜レゴのサイレンパーツ

年明け早々、玩具ヤブ医者開院〜。

今日の患者は、チビっ子長男のお年玉にヤフオクでゲットしたレゴのポリスカー用のサイレンパーツ。
赤いボタンを押すと一定時間、回転灯が点滅してサイレンが鳴るハズですが、ウンともスンともいいません。
2017010102_1.jpg

これは電池が切れているのだろうということで、今回も開腹手術。
裏返すと特殊ネジで固定されていて、開けたらダメっぽいマークがありますが、気にせずネジを外して開腹手術に入ります。
2017010102_2.jpg 2017010102_9.jpg

開けてみると、L736というボタン電池×3個。調べてみると海外仕様のボタン電池で、国内のLR41に相当するようなので、国内の電池で代用できそうです。電池交換して手術完了…には、残念ながらなりませんでした。組み立て直してボタンを押しても10回に1回くらいしかスイッチが入りません。
2017010102_3.jpg

そこで、更に解体して原因調査してみると、古い電池が少し液漏れして、静電式のゴムスイッチの隙間に入り込み、錆が出て接触不良を起こしていました。綿棒にアルコールを染み込ませたもので錆を拭き取ってみましたが、ゴムスイッチも劣化しているようで感度が悪くなっていました。
2017010102_4.jpg

そこでもう一工夫。
取り出したるは、100円ショップで買ってきたスマホ対応の手袋。親指と人差し指の部分だけ、導電糸が入っていて手袋をしたままでもスマホの画面を操作出来るヤツです。今時はこんな手袋も100円で売ってるんですねぇ。
2017010102_5.jpg

この手袋の指先を解いて導電糸の毛糸を2cmくらいカットします。それを丸めて劣化したゴムスイッチの膨らみの中に仕込みます。これで接触不良も解消されて、軽く押すだけでスイッチが入るようになりました。
2017010102_6.jpg 2017010102_7.jpg

※導電ゴム式のタッチペンのペン先ゴムでも試してみましたがそれではダメで、この導電糸使いの毛糸の方が上手くいきました。

あとはパーツを組み直して、ネジで留めれば手術完了。
「私、失敗しないので」(^o^)
2017010102_8.jpg

なお、この方法は我流のものですので、この方法を転用される場合は自己責任にてお願いします。
posted by saitahu at 09:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | DIY
この記事へのコメント
ネジはどうやって抜きましたか?
購入したら電池が切れていて、困っています。
Posted by しょーこ at 2023年02月14日 22:15
コメントありがとうございます。
特殊ネジが使われているので、ブログで写真を載せている特殊ネジ
用のドライバーセットを使いました。
昔、秋葉原で買ったものですが、今時ならアマゾンなどでも手に入るかと…
>しょーこさん
>
>ネジはどうやって抜きましたか?
>購入したら電池が切れていて、困っています。
Posted by saitahu at 2023年02月21日 08:20
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