2014年09月27日

HDP-10Aのベルト交換

最近、卓上ボール盤HDP-10Aのトルクが目に見えて落ちてきました。
ボール盤の上部にある空冷換気のスリットから覗いてみるとベルトが空回りしている感じなので、カバーを外してみると、やはりベルトが傷んでトルクを正常に伝えられなくなっていたようです。(ゴム部分が脆くなって割れており芯のコード糸が露出している部分もありました)

そこで、ネットで検索してみると、HDP-10A純正の交換用ベルトも市販されているようなのですが、あまり品質はよろしくないようで、皆様色々工夫されています。大口径の黒いOリングを転用しておられたケースもありましたが、私が着目したのはヤマドリ工房さんのこちらの記事。

http://yama-dori.jp/pg244.html

ビクター産業社のミシン用ベルト(HAVベルトMB-250)を転用されており、装着状況の写真も載っています。純正ベルトに近い幅・サイズで、しかも国産のミシン用ベルトとなれば、耐久性も期待できます。

そこで、モノタロウで発注。どうせ送料が掛かるので、念のため純正ベルトも一緒に買いました。
届いたベルトを見てみると、サイズはちょうど同じくらい。(左:純正ベルト新品/右:ミシン用)
20140927_1.jpg

純正ベルトはベルトの両面にギザギザがあり、ミシン用ベルトは内側のみギザギザがあります。また、純正ベルトは白っぽいのに対して、ミシン用ベルトは透明です。(芯のコード糸が茶色のため、ちょっと赤みがあるように見えますが…)また、純正よりもミシン用の方がベルトが肉厚で丈夫そうです。
20140927_2.jpg

ちなみに、捨てる前に写真を撮り損ねたのですが、最初に装着されていたベルトは純正の交換ベルト度同様に両面ギザギザですが、色合いは白ではなくアメ色でした。(経年変化でアメ色になったのか、交換用の純正ベルトが仕様変更されたのかは不明)

方や純正、もう方やプロの高評価…どちらを装着すべきか悩んだのですが、やはり見た目が丈夫そうでプロの工房でも一目置かれているミシン用ベルトを付けてみました。
結果は上々で、購入した頃と同等以上の力強いトルクが戻り、穴開けはサクサク、フォースナービットでのザグリもスイスイ出来るようになりました。
posted by saitahu at 12:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | DIY
この記事へのコメント
卓上ボール盤HDP-10Aの交換ベルト情報助かりました。
むかーし(多分10年以上前)に買ってたまに使っていたHDP-10のベルトが本日崩壊(笑)しまして、、、
ネット検索していたところ、こちらのブログの記事を拝見し、貴殿と同じセットでモノタロウに発注しました。
崩壊した純正は私のもアメ色になっていたので経年劣化でしょう。

情報発信ありがとうございました。
Posted by nori at 2018年11月17日 21:26
コメントありがとうございます。
我が家のHDP-10Aは、無理がたたってモーターが火を噴き、御臨終されました。
交換用のモーターもネット通販では売られてましたが、パワー不足にストレスもあり、日立のドリル+スタンドに買い換えました。
パワーも申し分なく、ザクザク穴明け開け出来るようになりました。
Posted by sahitahu at 2018年11月20日 08:15
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