やや遅まきながらも、4月に出版された文庫本第10巻を手に入れました。
前巻発刊が昨年10月なので、もしかして半年ペースでしょうか?
数年がかりで準備を整え、万全を期して「今回こそは!」と諸葛亮が目指した先の戦場は五丈原…。ついに巨星が落ちる『死せる孔明』のくだりから、その後の魏における司馬懿の躍進へ話が続きます。
三国志もこの時代に入ると、再組織化が進んで、群雄割拠の時代に比べると英雄像が変わってきます。諸葛亮にせよ、司馬懿にせよ、剣を取って先陣を切るようなタイプではなく、全体を把握し、緻密に人を配して事業を推し進める行政官的な人達が歴史を動かすようになってきます。
さて、宮城谷先生の三国志も本巻を入れてあと3冊になってしまいました。
本巻はまだ巻の中盤にさしかかったところですが、じっくり楽しまないとね。
2014年07月07日
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