今日は自主夏休み最終日です。
ようやく雨も一段落したようなので、二姫を連れて両手に華のダブルデート(?)に行くことにしました。
姫達の希望を聞いてみると「電車に乗ってどこかに行きたい」とのこと。
そこで、以前長姫と初デートで使ったコースをアレンジした『大阪城攻略ver』を企画してみました。
まず、最寄り駅まで奥殿に車送迎して貰い、地下鉄で新大阪まで行って、入場券でホームに上がってしばらく新幹線を見学。

さらにそこから地下鉄で淀屋橋駅まで出て、水上バスに乗り換えます。

淀屋橋港から大阪城港までの片道コースだと大人1300円/小人600円で全席指定。小人1名までは膝に乗せれば無料ですが、どうせガラガラなんだし幼児はもう少し安くしてくれても良いのにね。
水上バスは中央公会堂、造幣局などを遊覧しつつ、大阪城へ向かいます。
水上バスの大阪城港は大阪城ホールのすぐ脇にあり、そこからでは天守は望めません。
大阪城ホールの横を抜け、外堀沿いに右手方向に歩いて青屋門をくぐると内堀の石垣の上に大阪城天守が見えます。これが結構迫力アリ。

内堀もまた右手方向に歩くと、極楽橋という架け橋があり、橋を渡るといよいよ大迫力の天守!

…と思ったらアレ?
橋を渡りきると高い石垣が近すぎて天守が見えなくなって、どっちへ行ったらいいのか分からなくなってしまいました。
さすがは日本三名城の一つ、石垣の規模がハンパないです。
他の観光客の列に混じって急傾斜の斜面や階段を上っていくと、ようやく天守の裏側に到達。天守台の脇をぐるっと半分回って正面に回ってようやく天守入口に到着です。

天守の入館料は小学生まで無料なので大人600円のみ、これは結構リーズナブルです。
ミスト噴霧で涼をとりながら石段を登って天守に入ります。天守台脇に屋外エレベータがありますが、これは身障者専用(?)で一般客は利用できないようです。
さらに天守の中には最上階まで通じるエレベータが2基ありますが、なぜか2基とも登り専用で5Fまでしか行ってくれず、そこからは急傾斜の細い階段を上らないと8Fの展望室まで行けません。最上階の展望室へ直送すると狭い展望室が人であふれてしまうから…というのは分からなくもないですが、下りを空で運転するくらいなら、普通に下り客を乗せても良いにね。
実は5F→8Fの登りはまだ良かったのですが、下り階段は急傾斜を子供達が怖がって降りられなくなってしまいました。合計約35kgの二人を抱きかかえて8F→5Fまでは頑張って降りてきたのですが、私の体力もそこで尽き、身動きが取れなくなってしまいました。
結果的には、登り客を乗せてきたエレベータ嬢に事情を話したところ、下までエレベータで送って下さったのですが、そのときの途中階でも下りボタンが押されていたら止まって確認されていたので、表向きの順路は5Fまでの登り運転のみですが、幼い子供連れとか足腰の弱いご老体など、階段が使えない真っ当な理由があれば、結構柔軟にエレベータを利用させて頂けるような感じでした。(ただし、これは私が行ったのは平日月曜で比較的空いていたため、エレベータ嬢の特別なご厚意によるものかもしれません。可能であれば、やはり規則通り階段で降りるのが良いでしょう)
なんとか無事に天守から脱出したあとは、天守前の売店でソフトクリームを食しながら休憩。コーンはクリスピー系で桃味には果肉入り。なかなか美味しかったですよ。

さて、帰路は桜門から出て、反時計回りに内堀に沿って梅林を抜け、再び青屋門をくぐってJR大阪城公園駅からJR環状線に乗車しました。
ということで、港から天守までの往路が1.25km、天守から大阪城公園駅までの復路が1.80kmで、今回の大阪城攻略徒歩ルートは計3km。なかなかよく歩いた…というか、実はこの往復を子供達はほとんど走ってました。(^^;)大きな城趾公園で広い道が多いし、気分が良かったんですかね。
自転車客のマナーがちょっとアレでしたが数はそれほど多くはないので、歩く場所さえ選べば、街中を歩くより親も気楽。

梅田で地下鉄に乗り換えて、後は自宅最寄り駅まで。
さすがに3kmの攻略ルートはハードだったのか、梅田の乗換途中で次姫がダッコ轟沈、長姫も地下鉄に乗るまで頑張ってくれましたが、座ったトタンに爆睡でした。
そして最寄駅で二人とも復活し、さらに家まで1.7kmを徒歩で帰宅。
若君も加えてみんなで一風呂浴びて、美味しいビールを姫達に注いでもらいました。

以上、新大阪の新幹線見学、大阪城攻略、最寄り駅から自宅までの徒歩を合計すると、恐らく今日一日で5kmは歩いてます。我が子達の体力に改めて脱帽です。