先日紹介した100円ショップの豆電球ランタン(210円)を買い増しにいったら、廉価版の105円ランタンがありました。
次姫がそちらを気に入ってしまったので、試しに買って帰ってみると、廉価版の接続は豆球のお尻がプラスで、210円のランタンとは逆です。
いちいち、ランタンの仕様に応じてプラスマイナスを替えたLED電球を作るのももったいないなぁ…と考えていて、ピンとひらめきました!
準備したのは51Ωの抵抗と、2mmピッチの圧着コネクタ(メス2ピン)、そしてブレッドボード用のジャンプワイヤー、そして豆電球の空ソケット。
まず、圧着コネクタに51Ωの抵抗と、ジャンプワイヤーを取り付けます。
写真ではちょっとわかりにくいですが、小型抵抗の場合は、抵抗を直接圧着するのではなく、ジャンプワイヤーの被覆を少し切って抵抗の根元にかぶせてから圧着した方が止まりが良いです。
次に、ジャンプワイヤーを下写真のように曲げます。
そして、抵抗側を豆球ソケットのお尻に通してコネクタをソケットの奥まで入れ込んだ状態で、ジャンプワイヤーの先端とソケットの縁が同じ高さになるところでカットします。
あとはいつもの要領で、ジャンプワイヤーとソケットの縁、抵抗先端とソケットのお尻を半田付けし、グルーガンで空隙を埋めてコネクタを固定すれば完成。

断面略図で描くとこんな感じかな。
ランタンの豆電球を完成した豆電球コネクタに換装し、コネクタにLEDを刺せば、ご覧の通り光ります。
この方法の利点は、(1)LED豆電球のプラスマイナスを反転させられるので、基本的に電池式の豆球ソケットならどんな機種にも対応できること、(2)LEDが交換できるので、LEDの色も変え放題なこと、(3)半田付けもグルーガンの充填もLED直付けより簡単なこと、の3点。
逆に欠点は直接半田付けする場合より、3〜5mmほど背が高くなってしまうので、懐中電灯などでは装着できない場合があることかな。
早速、このソケットで豆電球ランタンをLEDに換装してみました。
左の青い200円ランタンは豆球のお尻がマイナス、右の黄色い100円ランタンはお尻がプラスになるようにLEDを刺しています。
青い方は長姫用、黄色い方は次姫用。
二人ともゆっくり七色に変化するLEDが気に入ったようです。照度はあまりありませんが、緊急時には高輝度・高照射角タイプのLEDに差し替えれば、明るく長寿命なLEDランタンに早変わりです。
posted by saitahu at 14:58
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