実家の両親が日産『ジューク』なんていう若向けな車に乗り換えたのに対抗したわけではありませんが、我が家も新車を購入しました。
といっても、買ったのは自動車ではなくベビーカー。
Joovy社の『カブース』という二人乗りのベビーカーです。

これまで何とか国産のA型B型兼用タイプでやってきましたが、A型の対面式で乗るのってホント一瞬だし、軽いのは良いけど荷物が全く載らず、ハンドルに買い物袋を引っ掛けていると、子供が降りた拍子に荷物の重さで転覆することもしばしばで、最近はすっかり車のトランクに積みっぱなしになってたんですよね。
三人目が出てきた想定で考えると、オチビちゃんは暫くダッコするにしても、最低一人は座らせた状態で荷物もしっかり運べるようなベビーカーが不可欠だろうという結論に至ったことと、『カブース』が1万5千円を切るまで安くなったことが、購入に至った理由です。
さて、まだ公道に出て運用した実績はないのですが、取り急ぎ室内でレビューです。
まず、横から見たところ。

我が家のコンビのAB型がW46cm×D64〜88cm×H103cmくらいなのに対して、カブースはW55cm×D96cm×H105cm。コンビの奥行はリクライニングの具合によって大きく変わりますが平均で約20cm長く、やっぱりそれなりにゴツイです。でも、国産のベビーカーに二人乗り用のバギーボードを増設することを考えるなら、こちらの方がむしろコンパクト?もともと二人乗りの設計なので、構造もしっかりしていますし…。
幅は+5cmくらいですから、スーパーの売場路地を通れないサイズではないかな?ハンドルが5cmほど高いのも、国産ベビーカーが低くて押しにくく感じていた父的には利点かな?
次に、フロントシート。
これはお世辞にも乗り心地がよさそうとは言えません。
国産ベビーカーのようにソフトなクッションにくるまれた感じではなく、申し訳程度にクッションの入った平板状の背板と座面で、昔の遊園地の遊具の座面みたいです。
新生児や生後間もない赤ちゃんは、インファントシートをフロントシートの座面に据え付けて乗せる仕様なので、デフォルトのシートにクッション性や居住性はあまり求めていないようです。
リクライニングは2段階で、倒しても右写真程度。
さて、こちらが、二人乗りの本領発揮、リアシートです。
バギーボード的なステップと簡易なリアシートがあり、ステップに立って前向きに乗ることも出来ますし、後ろ向きに座って乗ることも出来ます。
リアシートは左右の水平フレーム上を前後にスライドするようになっていて、手前へスライドさせると、フロントシートとリアシートの間に20cmくらいの隙間ができ、その下の収納カゴへのアクセスが出来るようになっています。(右写真)
タイヤも大きく、空で押してみた感じでは、10kgオーバーの重量の割に取り回しは軽くスムーズでした。
しかし、実際に16kgと11kgの二姫を乗せて押してみるとやっぱり重い!
まあ、ベビーカーの自重を入れて40kg弱ですからね。普通に重いのは仕方ないでしょう。二人を担いで移動することを思えば、全然楽ですね。
折りたたみ方は、まず後輪をロックしてから、左リアタイヤ付近にあるセーフティロックを外し、ハンドル左右にある赤いプラスチックレバーを引っ張りながら前へ押し込むだけ。このとき、必ず後輪をロックしておくのがポイント。
ある程度畳めたら、リアタイヤを下にして、ハンドルとフロントシートの端っこを持ってさらに畳み込み、ハンドル右側面にあるセーフティロックをかければ完了。折り畳みは若干コツが要りますが、慣れれば簡単です。
折りたたんだ状態では自立しないですが、後輪ロックの状態であれば壁などに立てかけておけるので、それほど不自由はないかと思います。
逆に、折り畳んだ状態から展開するのはコツもなく簡単です。
折り畳みのセーフティロックを外して、ハンドルを少し上方向に引っ張れば、自重で勝手に展開します。カチッというところまで展開できたら、左リアタイヤ付近にあるセーフティロックをかけて完了。
さて、はやくこの新車で散歩がしたいモノですね。
posted by saitahu at 18:21
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