先日の試作編ではポール2本で棚板1枚を取り付けてみましたが、それではちょいと味気ないので、本製作では三段にしています。
それに伴い、ポールもコンロとシンクの間に1本追加した三角形の配置にして棚の耐荷重を上げるように工夫しました。
棚の高さは45cm弱。キッチン本体と食器棚を合わせた全高はちょうど90cmのカラーボックスと同じ高さになります。

まず一段目。キッチンと棚の間のポールは83mm(棚込みで100mm弱)です。
一段目の棚は水栓やガスコンロの邪魔にならないように回避しつつ、食器棚の強度を増すために真ん中のポールが出来るだけ前へ出るようにデザインしました。センター部分は奥行き100mmまで突出していますが、左右はあまり奥行きがあまりないので、どちらかというと調味料や洗剤置場を想定しています。

二段目の棚は奥行100mm、高さ83mmです。ここはお皿やティーカップなど、小物食器の置き場です。
そして最上段の三段目。奥行き150mmのオープンスタイルなので、鍋やフライパンの他、比較的自由に物が置けるようになっています。

当初は背板無しの開放的なデザインにする予定でしたが、オタマやフライ返しを引っ掛けるフックとか、小物を置く小さな棚を増設しやすいように、12mm厚のパイン集積材で背板を付けることにしました。
背板は一段目と三段目の棚でサンドイッチし、金属ダボで継いでいますので、しっかり固定されています。
そんなことで、第4期工事も無事終了。
第1期の頃からするとだいぶん仕様も変わってきたので、一度まとめをし直した方が良いかなぁ。