2010年12月31日

ままごとキッチン第3期-2〜音と光の水道蛇口

先日組み上げたICレコーダを実際にままごとキッチンの蛇口に組み込む加工編です。
 
まずは、組み替えたICレコーダの回路図。
APR9600を使った通常の回路は、1番ピンにタクトスイッチを接続していて、ワンプッシュすると録音された音源が1回再生、押しっぱなしにすると連続リピート再生されます。そこで今回の回路では、1番ピンは−極へ直付し、電源と基板の間にスイッチを設けて、待機電力0にしています。
なお、電源は単3×3=4.5Vを使ってます。

※その後の検証で、上記回路図の中で蛇口LEDの抵抗を1kΩから220Ωに変更しました。(2011.01.19追記参照)

次に、ちょっとデフォルメしてますが、水栓の断面略図。
我が自作キッチンにはリアル水栓を取付けてますが、そのバルブ部分にマイクロスイッチを埋め込んで、バルブの開閉でスイッチがON/OFFされるようにすると共に、スワン型蛇口の先端に青色LEDを仕込んで、水を光で表現します。

 
 
ここからは、実際の写真。
まずマイクロスイッチは、押し込み時OFF、開放時ONの配線で結線します。これを水栓の中に埋め込んでやると、バルブを閉めた時にOFFになり、バルブを弛めるとONになります。

 
このまま水栓の中に入れても自立できないので、水栓の内径に合わせてエポキシパテを盛っていきます。
まず、水栓のスピンドルを外し、クリアファイルなどを筒状にして型を取ります。
  
 
型が取れたら、型の真ん中にマイクロスイッチを入れて周囲と裏側をエポキシパテで埋めちゃいます。ちょうどスイッチ裏側の端子が隠れるくらいまでパテで埋めた状態で、厚みは1cm弱くらい。
パテが乾いたら型を外してスイッチ部分は完成です。

 
次に水栓側の加工です。
小さいマイクロスイッチを選んでも、もともと入っているコマに比べると厚いので、コマを外してスピンドルを装着しても、遊びがほとんどなくマイクロスイッチをON/OFFできるほどハンドルが回りません。
そこで、下写真のようにスピンドルの突起部分を削ってスペースを稼ぎます。私はルーターで削って最後にサンドペーパーで仕上げましたが、スピンドルは黄銅製で柔らかいので、粗目の耐水サンドペーパーなどで根気よくやれば十分削れると思います。残った穴はパテかΦ5mmの細工材で埋めちゃいます。
 
 
最後に組み立てです。
LEDのケーブルは蛇口側、マイクロスイッチのケーブルはバルブ側から引き込んで、水栓の根元側から引っ張り出します。(←ここが一番の難所)
LEDケーブルの長さを蛇口の長さに合わせた後、マイクロスイッチを奥まで押し込み、蛇口とスピンドルを装着すれば、水栓部分の完成です。

 
あとは、水栓とICレコーダをキッチンに取付ければ、作業完了です。
 
 
ここからは、完成後の写真。
バルブを弛めると電源が入り、蛇口のLEDが点灯すると共にICレコーダから水が流れる音がチョロチョロと聞こえてきます。白い琺瑯ボールをシンクにしているので、電源が入るとシンクが青く染まります。
OFF時→ ←ON時
 
こちらはLEDを仕込んだ蛇口のアップ。φ5mm砲弾型の高輝度LEDを入れてますので、結構明るいです。

 
お皿などをかざすといかにも洗ってるように見えるでしょ。

 
そんなことで、リアル水栓にギミックを仕込む作業も無事完了です。
コンロに電装ギミックを盛り込む例は数あれど、リアル水栓に電装ギミックを盛り込んだのは自作ままごとキッチン界でも初の試みではないかなぁ。
 
 
【2011.01.05追記】
当初、ICレコーダは電子レンジ天井裏の配線スペースに設置しました。
しかし、長姫には水音が電子レンジの中から聞こえてくるように感じるらしく、水音が始まると不思議そうな顔をしてレンジの中を覗いていました。
そこで、プラスチックケースの中にICレコーダを入れて、シンク裏に設置し直しました。(この位置は、ちょうど前面パネルの裏側でシンク下収納を開いても見えにくい位置になります。)
この位置だとちゃんとシンク付近から水音が聞こえるので、長姫も納得したようです。
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2010年12月30日

久々の面々と…

今日は昼から京都某所のキッズカフェなるところで大学時代の友人グループと久々の忘年会。楽しい一時を過ごしました。

子供用の玩具やビデオもあって、小さい子供が騒いでも安心なのは確かに素晴らしいけど、メニューは簡単な軽食でも結構いいお値段です。
防音対策さえ出来れば、いい商売なのかも?
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2010年12月27日

ままごとキッチン第3期-1〜電子工作のすゝめ2(準備編)

我が自作ままごとキッチンの装備の中で『音と光でなりきり♪マイキッチンセット』に対して圧倒的に劣勢なのが水道周りのリアクションです。リアルさを追求して現物の蛇口を付けたものの、バルブをひねっても何も起こらないんですよね。
 
ここまで来たら、ヤツを上回る水道リアクションを搭載してやろう!ってことになりまして、色々調べてみますと『APR9600』というICチップを使うと、ボイスレコーダが自作できることが判明。
 
そこで、先日の東京出張の折りに秋葉原によって買ってきたのが、秋月電子通商オリジナルの『ブレッドボード・60秒録音再生ボイスキット』です。
とりあえず説明書の通りに組み上げて録音再生してみると、ままごとキッチンに組み込むくらいなら十分すぎる音量と音質です。音声再生中のBusyランプ出力も付いているので、このICだけで音と電飾を連動させることも容易そう。


このキットはボイスレコーダなので、コンデンサマイクでの録音になるんですが、さらに調べてみるとAPR9600自体はマイクではなくライン入力での録音も出来るとのこと。
 
【参考サイト】
『遮断呆人 Studio-ACCESS』さんの「DVD ヤマト 製作記」
『ミンティアP(旧電気屋さんとAVR)』さんの「ルシフェルの指パッチン、「ルシパッチン」ミンティアを作った。」

参考サイトの回路の方がマイク周りが簡略化されててカンタンなので、早速組み替えて、ラインケーブルを加工してパソコンのイヤホンジャックと繋いでみたら、上手い具合に録音できました。音質もマイク入力よりノイズが少なく良い感じです。
ウチの場合も、いったん録音しちゃえばあとはマイク不要なので、こっちの回路を利用した方が実用的かな。

あと、キットでは単3×4=6V駆動になってるんですが、参考サイトでは5Vまたは3.7Vで駆動させてはるので、第2期工事で使った昇圧回路を組み込めば、電池2本(3V)駆動化もできそうです。
 
 
ということで、音源と電飾の方は何とかなりそうなので、次は蛇口側のスイッチの工夫ですな。
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2010年12月25日

メリークリスマス!

長姫の誕生やら次姫の懐妊でここ2年ほどはクリスマスなど気にする余裕もなかったのですが、今年はようやく一段落。 
そこで両親も招いて自宅で盛大に誕生日会(&クリスマス会)を開きましたよ。
 
まあ準備に関しては、料理は完全に奥殿任せで、私はもっぱら掃除やら買い出しやら雑用メインでしたけどね。
 
ご飯の前にサンタ衣装に着替えた長姫がダンスを披露!
 
そして、シャンパンでの乾杯で始まって、奥殿が腕によりをかけたご馳走に舌鼓。ビールもいつもの「グリーンだよ!」ではなくプレミアムモルツですよ。  
長姫は、奥殿特製のチキン丸焼きの片足を丸かぶり、サラダに散らしたイクラを各個撃破!野菜には目もくれません。
 
そして締めは、誕生日&クリスマスケーキ。
今年は母特製のローカロリー仕様な長姫用誕生日ケーキと、さる高名なシェフ特製の大人用クリスマスケーキの2段構え。長姫は、ローカロリー仕様とはいえ、まさかの1ホール丸々完食!
 
いや〜楽しい一時でした。
来年もこうありたいモノですね。
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2010年12月23日

激安Bluetoothヘッドセット『BH20A』

早々に故障した『PTM-BEM6』に代わるBluetoothヘッドセットを物色していたところ、なかなか良さそうなのを見つけました。
 
センチュリー『BH20A』
メーカー直販サイトかコンビニのローソン限定販売で、家電量販店や普通のショップでは売ってないという販売経路も面白いですね。

カナル型イヤーパッドのヘッドセットで、片耳/両耳の両対応なヘッドセットです。片耳使用の時はステレオ音声の片方しか聞こえないそうですが、それは『PTM-BEM6』も同じだったので気にしません。(ちなみにJabra EXTREMEは片耳でも両音声聞こえるそうです)
 
何より、オーディオ系のA2DPとAVRCPにも対応したモデルでローソン販売価格2380円という値段が素晴らしい!(『PTM-BEM6』の最安値でも5000円弱でしたからね)
 
で、良かった点。
(1)カナル型でフィット感が良い
(2)充電コネクタが一般的なMicroUSBコネクタ
(3)AVRCP対応で曲送り・戻しが出来る
(4)価格が安い!
 
残念だった点
(1)主電源がソフトスイッチでON/OFFの状態が分かりにくい
(2)音量ボタンの位置が悪い(左耳装着時下向きになる)
(3)マルチペアリング非対応
 
まあ、今までのところは携帯でしか使わないのでマルチペアリングは使ったことないんですけどね。過去2機種がいずれも付いていたのでちょいと残念。
 
 
以下、外観写真。
電源ON/OFFやリダイヤル、ペアリングなどを兼ねるボタンが上部側面にあります。

 
表側から向かって右側面に音量調節ボタン。このボタンは長押しすると曲送り・戻しボタンにもなります。メーカーの製品紹介ページでは、ステレオで使う場合も本体は左耳装着なのですが、左耳に装着すると音量ボタンが下側になってちょっと押しにくいです。(『PTM-BEM6』は左耳装着時に音量ボタンが上になったんですよね)

 
同じく向かって左側面は、充電と右耳イヤホン接続を兼ねるコネクタがあります。もともと充電用ケーブルはACアダプタではなくUSBケーブルがデフォルトで付いてますし、サイズは一般的なMicroUSBなので他のケーブルも転用しやすそうです。 
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2010年12月22日

『PTM-BEM6』故障

使用感はなかなか良い感じだった『PTM-BEM6』ですが、自作USB充電ケーブルを作る前に壊れちゃいました。
 
 
いつもの会社帰り、ヘッドセットの電源を入れてもウンともスンともいわない…。
電池切れかと思ってその場は諦めて、帰ってからACアダプタに繋いでみたんですが、充電ランプが点灯しないし、そのうち本体がほんのり熱くなってきました。これは危ないと思って給電を止めて、翌日サポートセンターに電話してみました。
 
と、ココで問題発生。
保証書はあるんですが店の判子が押されておらず、レシートを紛失してしまったんですよ。(いつもなら絶対セットで保管してるのに…)
 
サポートセンターの受付嬢によると、店の判子がない場合はレシートなどがないと購入日の特定が出来ないから保証対象外で、有償修理になってしまうとのこと。
この機種は発売1年未満なので1年以内に購入した事は間違いないんだし、なんとか保証の範囲にして貰えないか?と交渉してみたんですが、オークションなどで中古品を買った可能性が否定できない以上、保証対象には出来ないの一点張り。
試みに、有償修理をお願いした場合の費用を聞いてみると、基本的に新品との交換修理になるので、費用は新品購入と変わらなくなる上、往復の送料が自己負担になるそうな。ハッキリ言って修理に出すより新品を買った方が安くて早い。
 
新品購入だろうが中古品だろうが、新発売から1年以内のものは保証してくれてもバチは当たらないと思うんですが、まずはレシートを紛失した自分に不手際があるので致し方ない。
 
と、いうことで、このヘッドセットとはご縁がなかったと思って諦めました。
充電コネクタが独自仕様なところ以外は良い機種だったんですけどねぇ。寂しいなぁ…。
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2010年12月21日

サニタイザー

公衆便所によくあるこちらの装置。

 
以前から、何をするための装置なのか気になってたんですよね。
構造的には水道管の途中に細管で接続されているので、単独で作動するものではなく、水洗に連動して作動するモノ。主パイプ側がアスピレータ構造になっていて水洗時に気泡を巻き込んで洗浄力を上げるとともに、臭い空気を吸い込んでトイレに流してくれるとか?…などと考えていたんですが、正式には「サニタイザー」というそうで、私の思っていたような機能を持つものではないようです。
 
私が最寄りの公衆便所で見つけたのはカルミックという会社の製品で、『サニタイザーMK7』という製品でした。
製品説明によると、「この1台で6つの多機能システムを持っています。洗浄、防臭、衛生、詰まり防止、芳香効果、節水節電効果を発揮します。 」と、なかなか多機能です。
ウェブにあった説明では「サニタイザーの設置によって、水洗の水が流れ終わるころの最後の水がサニタイザー内を通過し、薬剤を溶出し、ゆっくりと便器表面からトラップへ、そして排水管へと流れてゆき、効果的な働きをします。このユニークな機能は水を流すたびに作用し、持続的な防止工となります。」というのが基本機能らしい。
 
ってことは、アスピレータ吸引ではなく、水洗時の水圧変化を上手く利用して揚水・放水するようなものかな。
水洗直後の強水流の時は高水圧を利用してサニタイザー側へ水を上げて薬剤を溶かし、水栓が閉じて水圧が下がった頃合い(=水流が弱まった頃合い)でサニタイザー側に上がっていた薬剤を溶かし込んだ水がパイプ側へ下りてきて薬剤が便器やトラップに残留しやすいようにしている…みたいな。
 

防臭、衛生、洗浄、詰まり防止、芳香あたりは、薬剤の効果として分かるんですが、節水節電はどうやって実現しているのだろう?
水道管に繋がっている構造物なので、何かしらの節水的な機能が付いていつのは分からなくもないんですが、節電は具体的にどういった効果があるのかなぁ?
 
そうそう、他のサイトも当たってみると、貯水タンクを持たないフラッシュバルブ式の公衆トイレにブルーレット的な薬剤を添加するための装置という位置づけっぽいんですが、私がこれを見つけたトイレは家庭用と同じ貯水タンク付洋式トイレだったんですよね。これならブルーレットを入れた方が手っ取り早いような気もしますが、サニタイザーの方が薬剤の補充頻度が少なくて済むとかあるんでしょうかね?
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2010年12月17日

合皮チェアの修理

新調してまだ半年ほどの合皮張のダイニングチェアの背もたれに長姫が囓りついて歯形を付けてしまいました。
合皮の樹脂部分を囓り取ってしまって下の白い基布が表に出ている状態です。 
 
 
しかも悪いことに、この白い部分が目に付くようで、椅子に上ってはこの穴を指でホジホジといじくってくれるので、このままでは被害が拡大してしまいます。
 
合皮の補修方法について調べてみたのですが、独立起業系の合皮補修職人の情報は出てくるものの職人さんに頼むと費用が結構かかるみたい。
今回のは比較的小さな穴だし、費用をかけて綺麗に補修してもまたすぐ囓られる可能性が高いので、今回はDIYでカンタンに補修する方法を考えてみました。
 
 
まず、家中のベルトを引っ張り出してきて色合わせ。
一番近かったのは、厚さ3mmくらいの天然皮革の紐を編み込んだ奥殿のカジュアルなベルト。端っこは革紐の先端がヒラヒラしているデザインだったので、先ッチョの5mmくらいをカットして補修用のパーツを作りました。
 
革紐のままでは厚みが有りすぎるので、まずカミソリの刃で革紐の銀面を薄く剥いて合皮の樹脂層の厚みに近づけます。その後、穴と合わせながら少しずつ端をカットしてパーツを穴の形に近づけます。この時、ほんの少しだけ穴より大きめの形にしておきます。

 
穴の開いた場所に皮革用の強力接着剤を爪楊枝で塗り込んで少し乾かし、接着力が出たところでピンセットでパーツを埋め込みます。周囲の部分は爪楊枝を使って断面が合うように押し込んでやれば、穴周囲の凹凸に上手くフィットしながら収まってくれます。

 
あとは十分に乾燥させれば作業完了です。

補修前 → 補修後
 
補修前 → 補修後
 
 
素人補修なので周囲が少しポッコリしてしまっていますが、穴が開いたままよりはずっとマシな外観になりました。色合いが同じになったら姫君も興味が失せてホジホジしなくなりましたので、子供対策としても十分です。
タグ:修理 合皮
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2010年12月16日

『PTM-BEM6』のUSB充電ケーブル〜検証編

先日のレビューで述べたBluetoothヘッドセット『PTM-BEM6』のUSBケーブルでの充電についての検証編です。
 
『PTM-BEM6』の充電端子は、ニコンやパナソニックのデジカメのUSB接続端子によく使われている平型8ピンタイプのミニUSB端子(メス)なんですが、市販のデジカメ用ケーブルでUSBに繋いでみても上手く充電することが出来ません。
 
そこで色々調べてみました。
まず、市販の平型8ピンタイプのミニUSBの仕様ですが、SANWAさんのホームページにあった配線図がこちら。

 
通常のUSB-Aコネクタのピン配列は以下のように決まってはハズですので、市販されているデジカメ用の平型8ピンのミニUSB端子では、8番がVCCで1番はGNDになるって事ですな。
1:VCC(5V)
2:-DATA
3:+DATA
4:GND
フレーム:フレームGND
 
対して、『PTM-BEM6』付属の充電用ACアダプタのシールを確認すると、配線図はこんな具合で、1ピンが+5Vで、フレームがGNDになってます。(←プリンストンテクノロジーさん、既存のミニUSBのコネクタ使うなら一般的な配線(?)に従いましょうね)

 
 
ということでデジカメ用の平型8ピンミニUSBケーブルをカットして配線を変えてやれば『PTM-BEM6』を充電する事が出来そうです。
 
たまたま手元に以前使っていたデジカメ用の8ピン平型のケーブルがあったので、これを使って実際に繋ぎ変えてみました。
ケーブルをカットすると、中心部に赤/白/緑/黒のケーブル束があり、銀色シートにくるまれてます。そして、その周囲を外部導体とケーブル被覆が覆っています。


USBケーブルの内部配線のカラーリングは、下のようなお約束になっているらしいです。
1:VCC→赤
2:-DATA→白
3:+DATA→緑
4:GND→黒
フレームGND→外部導体

そこで、フレームGNDの外部導体同士と、USB-A側の赤とミニUSB側の黒を繋いでから、『PTM-BEM6』を接続してみると、充電中の赤いLEDが点灯して充電が始まりました。
このまま、このケーブルを加工すれば、充電用ケーブルを自作することが出来そうです。 
 
そうそう、最後になりますが、お約束。
この記事を見てマネされる方は自己責任でお願いします。
 
 
【2011.01.09追記】
結局、こんな具合で純正ACアダプタをUSBケーブルに改造しちゃいました。
 
 
【2011.02.22追記】
最近、PTM-BEM6のUSB充電の検索でよく閲覧頂いているようで有り難うございます。
しかし、私のように使わなくなった平型8ピンケーブルを既に持ってるとか、付属のACアダプタは要らないからUSBケーブルに改造しちゃうって場合はさておき、一から材料を集めてケーブルを自作するのはリスクの割にリーズナブルではありません。
メーカーのダイレクト販売で純正のUSB充電ケーブルが980円で販売されておりますので、一般的にはこれを買うのがよろしいでしょう。
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2010年12月15日

たまには家を守る経験も必要です

今日は、午前中に私、午後から奥殿が人間ドックでした。
当初は母親に来てもらって奥殿不在の間の子守を頼む予定だったのですが、あいにく風邪を引き込んでしまったらしく、私が半欠して子守を担当することになりました。
 
奥殿が不在だったのは12:30〜17:00の約4時間半。
長姫の昼食は済ませてから出たので、基本的なミッションは長姫の遊び相手、次姫のお乳、洗濯物の取り込み…くらいでしたが、これがなかなかハード。
 
長姫はお昼寝無しで遊び回るし、次姫は腹が減ってはガン泣き、眠くなってはガン泣きなので、自分のことをする暇がありません。姫達が昼寝している間に、年賀状と電子工作くらい出来るだろう…なんて考えてた私が甘かった…。

と、いうことで、日中の奥殿の苦労を実感した一日でした。
仕事人間で奥様に任せっぱなしな男性諸氏も、たまには実体験しといた方が良いかもよ?
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2010年12月14日

片耳Bluetoothヘッドセット『PTM-BEM6』

『Jabra EXTREME』を紛失してから、暫く100均で見つけたケーブルのヘッドセットを使ってたんですが、やっぱりケーブルレスに慣れてしまうといけませんね。
 
ただ、高額なEXTREMEは紛失した時のショックもデカいということで、違うメーカーを探してみて見つかったのがプリンストンテクノロジーの『PTM-BEM6』です。秋葉原の『あきばお〜』にて4999円だったかな。

【基本性能と外観】
Bluetooth2.1+ EDR対応。プロファイルはHSP・HFP・A2DP・AVRCPで、携帯のワンセグ音声なんかも問題なく聴くことが出来ます。
 
 
サイズ的には『Jabra EXTREME』とほぼ同等で、デュアルマイクによるノイズ軽減も搭載しています。イヤーパッド部分は一般的なカナル型で、市販品の転用もしやすそうです。
 

ボタン類は、上側面に主電源スイッチ。左側面に音量調節ボタン。そして表面にリダイヤルボタンです。説明書によると、音量調節ボタンは長押しでミュートにしたりも出来るようです。
  
 
 
【使用感】
まず、私は聞こえればOK派なので音質については分かりません。どっかで読んだところによると、ステレオ音声は左側のみ出力になってるみたいなので、ステレオ音声の再生にこだわる人には向かないかも?(ちなみに、『JABRA EXTREME』は片耳でも左右音声を合成して出力してるみたいです)
 
 
私が『JABRA EXTREME』より良かったと思うのは以下5点。
(1)一般的なカナル型イヤーパットでフィット感がよい。
(2)音量の調節幅があるので少音量にできる。
(3)充電コネクタにカバーが付いている。
(4)AVRCP対応で曲送り・戻しが出来る。
(5)Bluetooth特有の音声遅れがかなり軽減。(これはN-02B側のソフト改善かも?)
 
逆に悪かったのは以下2点。
(1)切断時に自動再接続してくれない(with docomo N-02B)
(2)充電ケーブルがACアダプタのみで、しかも充電コネクタが特殊

悪いところについてですが、(1)については全くイケてないですねぇ。ハンズフリープロファイルだけは自動で再接続するかも?なんですが、オーディオプロファイルはいちいち携帯側で再接続してやらねばならないようです。

(2)ですが、最近主流になりつつあるMicroUSBタイプのコネクタではありません。
同社のダイレクト販売のサイトを見てみると、『PTM-BEM6』と『PTM-ICN(ぶるっトゥース)』に対応した専用USB充電ケーブルが売られているようです。『PTM-ICN(ぶるっトゥース)』は元々USB充電ケーブルが標準添付なのに、なぜ『PTM-BEM6』ではなぜ使い勝手の悪いACアダプタになっちゃったんでしょうねぇ?

コネクタ外観を見る限り、8ピン平型のミニUSBコネクタ(デジカメでよくある端子)と同一形状ですが、残念ながらデジカメ用のUSBケーブルで繋いでみても、充電することが出来ませんでした。

 
 
耳へのフィット感はこちらが好みだけに、充電関係で融通が利かないのが何とも残念です。
posted by saitahu at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Zaurus・携帯

オリザノールは本能か?

最近、長姫も自我が芽生えてすっかり言うことを聞かなくなりました。
いじられては困るモノは手の届かない場所に置くようにしているのですが、最近は椅子を使うことを覚えてしまい、ますます目が離せません。
 
さて、そういったモノに手を掛けた場合は『教育的指導』になるわけですが、モノを取り上げると彼女は手と膝をついてガックリとうなだれます。その姿が美しいほどに「orz」なんですよ。
 
親はそんな仕草を教えてないし、まだ友達から感化されるルートもないし、一体どこで覚えてきたのか…。もしかしたら、「orz」って本能的な動作なのかも?
 
ちなみに、長姫の場合はガックリ度が大きいほど頭の位置が下がるようで、美しい「orz」フォームになるのは比較的軽度のガックリで、最上級ではうつ伏せで突っ伏した状態になります。(アスキーアートだと「_o___ 」かな?)
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2010年12月13日

連戦

1日おいて、今日も東京出張です。

いっそのこと、泊まった方が楽との噂もありますが、短くても愛娘達と奥に会いに帰る気持ちが大切です。

さて、今日は朝から全国的な雨模様。小雨が降ったり止んだりという雨男な私には絶妙な天候でした。

結果も重畳で、今日紹介して頂いた新しい担当者さんは頼もしい方で打合せも順調。

今週はこの調子で乗り切りたいものですなぁ。
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2010年12月12日

久々の秋葉原

昨日は東京で開催される会合に出席するため、土曜ですが日帰り予定の東京出張でした。

会合は夕刻からなので、少し早めに東京入りして、久々に秋葉原を散策してきましたよ。

目的はいくつかあって、(1)秋月オリジナルの電子工作キット、(2)Bluetoothヘッドセット、(3)microSDカードとUSBメモリ、の3つ。

まず秋月に向かって、混みあう店内を泳ぐように分け入って、ブレッドボードを使った電子工作キットをGET!当然ながら、ままごとキッチンの第3期(?)改造に使うのが目的です。設計図はネット公開されているので、自分でパーツを集めてもいいんですが、キットで買った方がお手軽なので…。
何を買ったのかはまた後日のDIYで紹介予定です。

次に行ったのは近くの『あきばお〜』。実は、10月の出張の折りにJABRAのヘッドセットをどこかに忘れてきてしまったので、代替機を探してたんですよ。
JABRAと同じく片耳仕様で使いやすそうなのを見つけたのですが、価格.comの店頭最安値が『あきばお〜』だったので、今回の出張に合わせ新調しました。
機種や使用感などは、また後日。

そして最後に浜田電機(だったかなぁ)で、デジカメ用他で2GBと8GBのmicroSDと、持ち歩き用のUSBメモリ8GBを購入。

予算として下ろした福澤先生があっという間に野口先生に化けちゃいました。



会合の後は経費節減で夜行バスで帰任。
梅田から始発電車で帰宅して、まだ家族が寝ているベットに潜り込んで、皆の寝顔を眺めてホッとしました。
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2010年12月05日

砂場作り

爺が庭の花壇を姫達の砂場にしてくれるというので今日は朝から実家へ…。
 
まず、開店直後のコーナンへ行って花壇用のブロック(30cm@178円×12個)と砂場用の砂(18kg@198円×6袋)を購入。セレナの荷台に積み込むと、ブロックと砂で約150kgはあろうかという重量に車体がズッシリ沈み込みます。
 
実家へ戻って荷下ろし。18kgの砂袋を庭まで運ぶ作業は結構ヘビーなウエイトトレーニングですな。
 
花壇の土を掘り返して幅120cm×奥90cm×深20cmほどの砂場スペースを確保し、ブロックを並べて位置合わせをしてから、周囲の隙間を土で埋めて固めます。
 
あとは防砂ネットを敷いて砂を入れるだけ。
18kgの砂袋がどんどん空になっていきますが、6袋では7分目くらいでした。ちょっと段差が大きいので、砂袋を買い足して、結局8袋(18×8=144kg)入れた状態がこちら。(もう一袋くらいは入りそうでしたが、そこまでいれるとすり切り一杯になってしまいそうです)

 
最後に砂場周囲の花壇に入らないようにプラスチックの柵で囲えば完成。
砂場仕様の装束に着替えた長姫はスッカリ気に入ったようで、ご満悦。ちょっと早いですが、素敵なクリスマスプレゼントですね。

 

夜は爺を招いてささやかな鍋パーティー。
体力仕事で疲れた身体に日本酒が染み渡りました。
 
 

そうそう、このままでは犬達の絶好のトイレスポットになってしまうので、使わない時は簾で覆うようにしています。90cm×120cmだとちょうど規格寸法の簾が使えて便利ですね。
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2010年12月04日

プール2回目

先週に引き続いて温水プール通いです。
子供用のスイムキャップを買ったので、今回は父子共に帽子着用。
 
長姫も前回のプールで慣れたのか、入水するとすぐに自分で立ってヒョコヒョコと歩き出しました。アレコレ試してみましたが、今のところは抱えて泳がせるよりも、自力で歩かせた方が楽しいようです。
 
今回はいかにもスイマー体形な父子が来て猛練習していました。
幼児用のスペースで練習しているところを見ると、子供の身長が120cmに達しないのだろけれど、子供だけではなく父親まで一緒にバタフライで泳がれた日には少々ハタ迷惑。顔を出すのがやっとな身長の我が長姫は、顔に水飛沫がかかって不機嫌になったり、余波を食らって転覆しかけたり…。
 
まあ、教えているウチにうずうずしてくるんでしょうけど、それなら大人用コースへ行って欲しいものです。
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2010年12月03日

気分転換の方法

ちょっと前のバラエティ番組で、ある学者が「PTSDのような強烈なストレスは無理だけど、軽度のストレスなら空を30秒間見つめれば忘れられる」ってな事を言ってはりました。
 
ちょうど仕事上でイラッとさせられる案件が発生して悶々としてしまったので、試しに実践してみたら、これがなかなか良いリフレッシュ方法であることに気付きました。

何もない空を30秒間見つめるって、体感的には思いのほか長い時間です。そして、私が試した時は冬の昼間の快晴で、雲などの焦点を合わせる対象物が全くなく透き通った空色に吸い込まれるようで、アレコレ悶々と考えていた脳の活動が止まっていくのが分かります。
 
そして、30秒後に浮き世に戻ってみると、ストレスの存在そのものを忘れるわけではないけど、それで悶々したりすることはかなり軽減され、冷静に向き合えるようになりました。
 
 
ポイントとしては、(1)あまり明確に視点を定められるような対象がない所を眺めること、(2)腕時計のアラームなどを仕掛けておいて頭の中で時間を意識しなくて良くしておくこと、かな。
 
あ、あと、道路の真ん中でやってると、車に轢かれるかもしれないので、できれば広めの公園とかが良いでしょうね。
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2010年12月01日

強敵出現!『音と光でなりきり♪マイキッチンセット』

ベネッセの子供チャレンジ2010年12月号が送られてきました。
今回のオモチャは『音と光でなりきり♪マイキッチンセット』という小型の卓上型ままごとキッチンです。


ハッキリ言って、外見上はプラスチックでチープな感じなのですが、電子的なギミックは流石メーカー品。
コンロのスイッチ(押しボタン)を押すと「火は危ないから気を付けて!」というナレーションの後、「チチチチ…ボッ!」と着火音を発してからコンロが赤く発光して歌が流れます。また、コンロ中央部に突起型のスイッチがあって、鍋を載せるとスイッチが入り、「ジュ〜」っと食材を炒める音がするのです。
そして、水道の方も蛇口をひねると、水を模擬したシリコン製のシートが出てくると共に、「じゃ〜」っと水の流れる音。更に時間が経つと、「もったいないよ!」のアナウンス。
 
長姫もスッカリお気に入りで、最近はこっちでばかり遊んでいます。
 
我が自作キッチンもコンロ側のギミックは負けてませんが、現時点では水道の方のギミックは搭載できておらず完全に負けてます。
「このままでは!」ということで、早速改造案を検討して第3期計画を発動予定です。
posted by saitahu at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

残念な仕様の『FOMA 補助充電アダプタ02』

いつの間にか、docomo純正補助バッテリの新型が出てました。
 
個人的には、補助充電アダプタ01に折り畳み式のAC充電端子が装備されたら、小型で十分な電池容量を持ったACアダプタ兼用の補助充電池となって最強と思っていたんですが、今回の新型のコンセプトはどうもそういう方向性ではないようです。

新型補助バッテリ02の特徴は、(1)従来のFOMAケーブル(5.4V出力)に加えてスマートフォン対応のUSB(5V出力)端子が装備されたこと、(2)FOMAケーブルが本体内部に収納できるようになったこと、(3)充電開始ボタンの増設、の3点で、電池容量は01から据え置きの1800mAhだそうです。

 
FOMAケーブルを収納する方式にしたため、本体サイズが2倍近くになってしまった上、FOMAケーブル長がかなり短くなってしまったので、今までのように補助バッテリ本体はポケットに忍ばせて、充電しながら携帯を操作するような使い方は出来ません。(スマートフォンの場合はケーブルを選べるので、同様の使い方は出来そうです)

さらに、充電池の入力は相変わらずFOMAのACアダプタを接続する方式で、どうしてもFOMA充電アダプタを使わせたいようです。例えば、旅先の旅館などで、携帯本体と補助バッテリを一緒に充電したい場合は、相変わらずACアダプタと充電池を一緒に持ち歩かねばなりません。
 
 
スマートフォン充電に対応するため5V出力が要るなら、既に販売されている汎用型リチウムイオンエネループで十分だと思うし、iモード端末の5.4V充電を想定するなら、明らかに従来の01の方が携帯性に優れています。
 
恐らく、ガラパゴス携帯とスマートフォンが乱立する過渡期ならでわな補助バッテリーだと思いますが、何とも中途半端なモノを作ったなぁというのが正直な感想です。
タグ:充電池
posted by saitahu at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Zaurus・携帯