
例によって、前々日の『アド街』で紹介されていた小江戸の風情がなかなか良い感じだったことと、我が敬愛する偉人の一人・伊能忠敬のお里となれば、行かぬわけにはいきますまい。と、いうことで、朝9時半頃に埼玉の自宅を出発!
車検上がりのデミコちゃんを駆って、中環から東関東道を経て、約1時間半の行程でしたよ。(ガソリン高で、高速も空いてたし…)
まずは、『チュウケイさん』こと伊能忠敬の旧宅を見学。
小川沿いのこぢんまりとした商家ですが、ここから当時としては世界的にも類を見ない高精度な地図を作製した偉人が輩出されたと思うと、ちょっと興奮しちゃいます。
そして、旧宅前のジャージャー橋を渡ると、対岸に『伊能忠敬記念館』があります。
以前は、旧宅敷地内の小屋を記念館としていたようですが、同郷の名士・高木啓司氏の寄付により、今の綺麗な記念館になったそうです。



次に、『アド街』7位の油茂製油さんへ行ってみたんですが、前日からの『アド街』効果でお客が殺到したようで、すでにラー油は売り切れてました。

地酒関係では、馬場本店と東薫酒造という2軒の蔵元が隣り合っていて、どちらも無料見学してはります。
馬場本店さんは、いかにも昔気質な感じの蔵元で、『最上白味醂』と焼酎『でぼけ』を味見させて頂きました。白味醂は、まろやかな甘みと上品な口当たりで、そのままディナーの食前酒になりそう。(料理に使うなんて勿体ない!)そして『でぼけ』は、最上白味醂の粕を使った焼酎で、芋系のようなパンチはないけど、繊細で薫り高く、小さめのグラスにオンザロックで少しずつ頂くのが良さそうなお酒でした。
東薫酒造さんは、全国新酒鑑評会で金賞を11回も取ったという日本酒『叶』を出されている蔵元です。馬場本店さんに比べると、ちょっと商魂逞しい感じの蔵元ですかね。『叶』の試飲は、ガラスの御猪口1杯で300円もするので、1杯100円の十富禄酒(どぶろく)を試飲してきました。微炭酸でマッコリより上品で飲みやすい(=飲み過ぎると確実にヤバイ)美味しいどぶろくでした。

蔵元2軒を見学し、その2軒の間にある駅方向へ戻るショートカットの路地を進むと、同29位『高橋酒店』さんがります。ちょいとのぞいてみると、いかにも祭り好きそうなご店主にお茶を勧められて、色々と街の歴史についてもお話し頂きました。さらに、油茂製油さんの店頭では売り切れだったラー油の在庫がありましたよ。ちょっとした穴場ですね。


そして最後に、『アド街』でも紹介されなかった超穴場スポット(?)をご紹介。
志田ストアさん。伊能忠敬旧宅と佐原駅のちょうど中間くらいにある地元スーパーなんですが、ここの野菜がメッチャ安い!店内の本日特価では大きな冬瓜が1つ78円、そして店前の市では、地元産トマトが一箱480円!(下写真)でした。お陰様で、大好きな冷やしトマト三昧な毎日です。
車で訪れる方は、ぜひ寄ってみてはいかがですか?

